篠島旅行記

日間賀島の余韻に誘われて、次は篠島へ。到着から帰路まで、食と酒に彩られた夏の記録。

プロローグ:日間賀島からの縁

2年前、友人と訪れた日間賀島でタコ料理の洗礼。帰りの船上で「次は篠島だね?」の一言に背中を押され、今回は篠島へ向かうことにした。

到着と昼食 ― シラスづくしの「仁」

名古屋から名鉄で河和へ。駅前のダイソーで海水浴用にレジャーシートを調達し、高速艇で篠島へ渡る。到着港の「道の駅篠島」でパンフレットを手にし、目に飛び込んだ「生シラス・岩ガキ・大アサリ」の文字に吸い寄せられるように、昼食は「仁」に決定。

店内は一昔前の純喫茶風ながら、客の目当てはシラス料理一色。まずは生中と生シラス、続いてシラス天ぷら。さらに岩ガキに冷酒。
「シラスは湘南だけではない——ここが本場か」と納得の旨さ。

豆知識:篠島はシラスで知られる島。夏は岩ガキや大アサリも旨い。島内はレンタサイクルやスクーターでの移動が便利。

海水浴と宿 ― 三船亭で過ごす一日

海水浴

宿は海水浴場の目の前、まさにオーシャンフロント。到着してすぐ海へ。用意したレジャーシートが早速活躍した。

夕食(穴子づくし)

夕食は事前予約の「穴子づくし」。刺身、天ぷら、煮つけと、穴子が次々に並ぶ。酒のラインナップも充実し、旅館の息子がソムリエという嬉しいサプライズ。

風呂(貸切3種)

館内には貸切風呂が3種。空いていればいつでも利用でき、潮風を浴びた身体をゆっくり癒やせる。

朝食

翌朝は、鯛の煮つけ、海老汁、かんぱちの刺身など、朝から贅沢なごちそうに舌鼓。

旅館メモ:館内はリニューアルされ清潔。トイレ・洗面は共同(部屋数は5室程度のため混雑感は少ない)。客室はパーシャル〜オーシャンフロントまで。

帰路 ― 名古屋での手羽先呑み

名古屋駅に戻り、新幹線までの合間に「世界の山ちゃん」へ。看板の手羽先は噂以上。他のつまみも期待以上で、思わず地元でも行きたくなる満足感。

エピローグ

生シラスに始まり、穴子、朝のごちそう、最後は手羽先。潮の香りとともに残るのは、呑みの愉しさに包まれた夏の記憶。
——また、あの鐘を鳴らしに行こう。今度は誰と?

実用メモ:島の外周はコンパクトで、散策・サイクリング向き。繁忙期は飲食店・船が混むため、時間に余裕を。

タイトルとURLをコピーしました